使用方法
使用方法は簡単!
有機性廃棄物を、直接パグマの層内に入れるだけです。
- 有機廃棄物を投入
- 炭化層の熱により水分が蒸発して乾燥(同時にガスが発生)
※滞留ガスは上昇し、装置の内壁にタールとして付着
- 炭化層の蓄熱作用と特殊磁気作用による熱分解
- 炭化後、灰化して処理終了
※ 内壁に付着したタールには、処理物の塩分等による装置の腐敗や
劣化を防止する効果があります。
使用上の注意
有機性廃棄物であれば、全て分別しないで処理ができます。
但し、高含水率廃棄物処理の効率を良くするためには、水分調整を行う必要があります。
パグマは約300℃の高温を維持し、熱分解をします。
その為、お取り扱いには十分にご留意下さい。
含水量と処理能力PROCESSING CAPACITY
有機性廃棄物の含水量と処理量の特徴について
有機性廃棄物の大きな特徴は、処理物によって様々に含水率が変わることです。
ご注意
- 有機性廃棄物の含水率によって、処理時間及び処理量は異なります。
- 効率よく灰化させる為には水分調整等、処理物ごとに適切なオペレーションが不可欠です。
- 鉄等金属類・コンクリート類・ガラス類 等は処理対象外品となります。
- 本件設備は焼却設備ではありません(処理中に炎が出ません)が、約300度の高温を維持しますので取り扱いには十分ご留意下さい。
処理目安ESTIMATED PROESSING
パグマ処理目安表
パグマⅡ型は化石燃料を使用せずに、高含水量廃棄物を処理する機械です。
投入する廃棄物のもつ熱カロリーの違いによって、処理ができる量や処理に
かかる時間が変わります。
よって、目安のデータは保障値ではありません。あらかじめご了承ください。
※下記参照のデータは、主に畜産系糞尿と食品廃棄物や汚泥です。
処理量(パグマⅡ 3型)
含水量 { 80パーセント ~ 93パーセント未満 } …ほとんど泥水状態 |
木くず等のブレンド材 |
有り |
約 1,800 kg~ 2,000 kg 処理/日 |
無し |
約 1,300 kg~ 1,500 kg 処理/日 |
排気熱量
排気熱量・排気温度 650℃・毎分 6㎥(リューベ) |
使用用途目安 |
給湯 |
4,000ℓ/日(約 80 ℃) |
発電 |
11.4 kw/日 |
暖房 |
650℃ 6㎥(リューベ)/分まで |
※給湯・発電仕様はオプションとなります。
使用電気料金
電気量 |
キュービクル仕様の計算時 |
30,000円 ~ 50,000円/月(※) |
※各ユーザー様の処理対象物や使用方法により、金額が変動致します。
パグマは環境に優しく、経済効果の大きい商品です
高含水量廃棄物の処理料金は年々高騰しております。
企業様が排出する量は毎日5トン~10トンにもなります、パグマを導入することで、
必ず大幅な経費削減につながります。
また、処理工程に発生する排熱は副産物として、発電システムや給湯・暖房等にも
再利用できますので、御社にとって多大なコストカットが見込まれます。
パグマは、エコリサイクルシステムになっており、環境にも優しく、大きな経済効果が
考えられる商品です。
掲載内容は、改善等のため予告なく変更される場合がありますので、予めご了承をお願いいたします。